ひまわり薬局から、季節の健康情報をお伝えします。
こちらのコーナーでは「夏ばて」を防ぐ方法についてご説明いたします。
夏ばてを防ぐために一番大切なのは、自然なリズムでの生活を続けること。 そして、栄養バランスのとれた食生活を行うことです。
まずは「一日三食、規則正しく、ゆっくりよく噛んで食べる」こと。 夏の暑さで消化酵素が弱っているときは、栄養豊富で消化にいいものを ゆっくりとよく噛んで食べることが大事です。
そして「夜遅くまで飲食しない」のも大切。 胃腸に負担がかかりますし、生活のリズムが乱れてしまう原因になります。 とくにお酒を飲まれる方は、晩酌の酒量ならびにおつまみも控えめに。
「十分な睡眠をとる」ことも大切です。 あまり夜更かしをせず、しっかり眠って疲れを取りましょう。 暑くて寝苦しいときは、エアコンや扇風機のタイマー機能を上手に使いましょう。
そして、暑いからといってごろごろせずに「適度な運動をする」のも大事。 それほど暑くない朝や夕方のジョギングや、プールで泳いだりといった 運動を行うことで、体のバランスを調整できますし、疲れもとれやすくなりますよ。
なにより大切なのは「バランスの取れた食生活」。 食材・レシピなどの詳しい説明は別項で行うとして、 夏場にぜひ摂りたい栄養素について説明いたします。
まずは疲労回復に効果がある「ビタミンB群」。 疲れを蓄積させず、疲れやすさの原因のエネルギー老廃物 (たとえて言うなら物を燃やしたあとの灰みたいなもの)を代謝しやすくしてくれます。
夏場はそうめんやざるそばなどのあっさりとした食べ物と、 ジュースやアイス、かき氷などの甘いものをよく摂るので 脂肪が少なく糖分が多い食生活になる傾向が強いのですが 脂肪や糖分をエネルギーに変える役割をしているのがビタミンB1です。 このビタミンが不足すると疲れやすくなり、胃腸が弱り、食欲は低下と 夏ばてをさらに悪化させてしまうことになってしまいます。 また、同じグループに属するビタミンB2やナイアシンも 体内のエネルギー供給や老廃物の代謝の役割がございます。 うなぎ、豚肉、鶏肉、牛肉、魚、大豆、牛乳、卵などに多く含まれています。
続いておすすめなのは「緑黄色野菜」。 夏は旬を迎える緑黄色野菜が多く、カロチン、ビタミンB、Cや 鉄、カリウム、カルシウムなどのミネラル類といった栄養素が豊富になっています。 ビタミンを豊富に取りたい夏場にはうってつけの食材です。 カロチンは油で溶ける脂溶性のビタミンですので、 野菜炒めなど油を多く使って調理するのがおすすめです。
そして夏場に多く失われる「水分・ミネラル類」も ぜひとも摂取しておきたいところです。 失われた水分・ミネラルは冷たいジュースではなく お茶・味噌汁・牛乳・スポーツドリンクで補給するようにしましょう。 特に冷たい飲み物は胃腸を冷やしてしまいますので、 暖かいお茶や味噌汁での補給がおすすめです。 当店オリジナルの健康茶もおすすめですよ。
最後におすすめするのは「梅干し」です。 お弁当に梅干しを入れると痛みにくくなる、というのは 梅干しのもつ抗菌作用に由来しています。 また、梅干しはレモンなどよりも多くの唾液を分泌する働きがあることで 知られておりますが、これは梅干しのすっぱさの主成分である 「クエン酸」の働きによるものです。このクエン酸には疲労回復効果があり 食欲増進効果もあるというまさに夏ばて解消にぴったりな食材と言えるでしょう。 そうめんつゆに混ぜたりして使うのもいいかと思います。